屋上の畑と、みつばち

事業所の屋上に畑があります。2025年の春にジャガイモを植えるところから始めて、いまは3度目の季節です。同じ屋上に、日本みつばちの巣箱も置いています。

屋上の畑で実ったトウモロコシ
トウモロコシ
網をかけた巣箱の置き場
みつばちの巣箱
屋上の栽培棚とプランター
屋上の栽培棚

みつばちのこと

2025年6月、念願だった養蜂が始まりました。みんなが帰ったあとの屋上に、ハゼモト建設の社長が、女王蜂の巣箱を運び入れました。女王蜂が住みついた巣箱を用意するのは、簡単なことではなかったはずです。

ケースの上に置いた巣箱

日本みつばちのこと

日本みつばちは、住宅の屋根裏や床下、木の中など、狭い空間に巣をつくります。六角形の巣房は、蜜をためる部屋と、幼虫を育てる部屋に分かれています。

巣の入り口にはいつも働き蜂がいて、外敵を見張っています。巣の中の温度と湿度を一定に保つため、翅(はね)で空気を送る「通気行動」もします。

木の台に据えた巣箱

熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)

日本みつばちには、変わった守り方があります。スズメバチが来ると、400匹ほどの蜂がスズメバチを取り囲み、胸の筋肉を震わせて熱を出し、蒸してしまうのです。熱殺蜂球と呼ばれます。

町なかなので熊や猿の心配はありませんが、スズメバチと野鳥、それから巣に住みつくダニには気をつけなければなりません。

養蜂は全員はじめてです。専門の方に教わりながら育てています。時期が来たら、蜂蜜を採れるかもしれません。

養蜂を始めたときの記録(2025年6月)

畑の一年

手作業で種芋を植えているところ

2025年春 ジャガイモから

鍬(くわ)で畑を耕すところから。畑づくりでいちばんきつい工程で、腰と腕にきます。へたばりながら交代で耕しました。

肥料を混ぜたら、40cmほどの間隔で畝(うね)をつくります。畝が大切なのは、育ったイモに日が当たると緑色に変色して毒素が出てしまうからです。

この年のジャガイモは、予定の2倍以上採れました。キュウリもそれなりに。

記録を読む

畝を整えた屋上の畑

2026年初夏 冬に眠った畑を起こす

冬の間かたくなった土を、またクワで耕します。おいしい作物を育てるには、ふかふかの土をつくるのが何より大切です。

腰を入れて土をひっくり返し、空気を含ませる。作業着で汗をかきながらの重労働です。終わったあとの清掃と道具の片づけまでが仕事になります。

記録を読む

うまくいかなかったことも、書いています

2026年の収穫は、よくありませんでした。昨年と同じ土を使っているのに、今年はなぜかとても固くて、植えたあとの手入れに苦労しました。

  • ミニトマトは少しだけ
  • トウモロコシは背丈こそ伸びたものの、鳥に食い荒らされ、実も小さいまま
  • オクラは色づきを待っているうちに種になってしまいました
  • ナス・ピーマン・キュウリは、虫と暑さで枯れました
  • 枝豆は苗の数のわりに採れませんでしたが、数少ない成功品は味がよかったそうです
  • 大きくなるはずのヒマワリは20cmで止まって花を咲かせ、ユウガオは暑さで枯れ、アサガオは一株だけ咲きました

畑は、やればできるというものではありません。同じ土、同じ屋上でも、年によって結果が変わります。うまくいかなかった年があることも、そのまま書き残しています。次の年に読み返すためです。

2026年の収穫の記録を読む

ミニヒマワリの話

組み立てた木の枠組み

ある日、ペットボトルと針金を複雑に編むように言われました。終わったと思ったら、今度は木の枠に取り付けるように言われます。

「何に使うんですか」と聞くと、「ヒマワリを植える」との返事。「こんな小さい(1Lボトルの半分)のにヒマワリですか」と重ねて聞くと、「ミニだから大丈夫!」と言われました。

屋上に取り付けた栽培棚

土を入れたら重さが一気に増えました。底に敷く砂利が足りず、畑の雑草でしのぎました。

あとで種の袋を見たら、たしかに写真は一本咲きで背も低いのですが、説明には「枝分かれして咲く」「高さ40cm〜70cm」とありました。

記録を読む(2026年7月)

作業の記録は、こういう調子で書いています。段取りどおりに進んだ日より、「聞いてみたら違った」という日のほうが、あとで読んで面白いものです。

畑の作業について

屋上の畑と、少し離れた場所にある畑で作業します。外の空気に触れながら体を動かす作業です。育てたものが形になって残るので、手ごたえを感じやすいところがあります。

ジャムの製造と販売に向けて、外部の企業・大学と一緒に準備も進めています。始まりましたらとびらの毎日でお伝えします。

農業・地産地消の作業についてここで生まれたもの看板猫のこと

見学・体験のご相談

屋上の畑も、見学でご覧いただけます。ご本人からでも、ご家族・相談支援専門員の方からでも、お気軽にご連絡ください。

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